2006年10月27日 02:39
2006年10月27日(金)
市民球場で1000本ノック受けてきました!
というのはもちろんウソです!
岡本太郎の壁画を広島に誘致しようという運動の一環で、「原寸大のパズルを市民球場で組み立てよう大会」があったので参加してきました。
球場は広〜い!芝が気持ちい〜い!
番号順に並んだパズルのピースをそれぞれが持って、順番を待ちます。
なんか知った顔ばっかりでしたが・・・(笑)。
こうやって青い服のボランティアスタッフの指示のもと、ひとりずつパズルをはめてゆきます。
おお、もうすぐ完成だぁ。
かんせ〜い!
これで2500ピースぐらいだということですが、実際の壁画は3000ピースぐらいに分かれてた(=粉々に破損していた)らしいので、修復した人たちの苦労が忍ばれますね。。。ていうか、それを体験しよう、みたいな趣旨のイベントだったんだよね、確か。
岡本太郎の幻の壁画「明日の神話」誘致委員会の方々とは懇意にさせてもらってるし、丹下健三やイサムノグチとからめた設置案もなかなか面白いと思うし、これからも誘致活動には積極的にかかわっていこうとは思うんですが、実際のちのち管理を請け負うことになるであろう広島市が敬遠してる(予算がないから&面倒臭いから)ので、今のとこそんなに優勢でもないみたい。
吹田市が太陽の塔とセットで管理しまっせ!と積極的にアピールしてるんで、そっちに行くのが壁画の幸せのため(?)には最善策なんでしょうけど、広島と同じく有志の市民団体で働きかけてる長崎案も私は個人的に応援したい気もしてたりなんかしてるんだよなー(ただ単に直感的に、似合う気がする・・・長崎の青い空にこの壁画、よくない?)。長崎市も「誘致はしない!」と公言してますけどね・・・お役所って、どうしてこうなんでしょ。他にも「第五福竜丸が描いてあるので母港の焼津市に」って動きもあり、それもアリだと思っています。要するに、私の意見としては、どこでもいい(笑)。絵がたらい回しにされるのが辛いだけで、早くどこか安住の地を与えてやりたい。そういう意味ではあのフジテレビがやってた汐留のイベントはお祭りみたいで嫌だった。こんなにヘビーなテーマを扱った渾身の作が、作者の意図せぬところで客寄せや見世物のような扱いを受けているのがかわいそうでならなかった。
話は戻って、敏子さんの遺志としてはやっぱり広島に置きたかったらしい。生きてたらなんか違ったんだろうけどな、残念。残された財団の意向はまだ不明。どうやら「広島に置けないんだったら決定は保留」ってことになってるみたいですけどね。はてさてどうなるんでしょう。これ以上のたらい回しは(金にはなるんじゃろうけど)キツイなぁ。それならいっそ、メキシコで朽ち果てていてほしかった・・・。
ま、でも、今日のイベント自体は明るく楽しく短時間でわーっとできて、それなりに訴えるためのいい要素となり得たと思います。これからもまた何かイベントがあれば参加したいと思います。
・・・芝生の上を歩いたのなんて、いつぶりなんだろう。ははははは。