2005年09月24日 01:28

2005年09月24日(土)

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教室を6時丁度に閉めて、いでっち&吉田さんと南区民文化センターへお芝居を見に行きました。 ライブ時代劇??とかで、吉原が中心のドタバタ時代劇と、なぜかカルメンマキ&OZのコピーバンドが入れ替わり立ち替わり、という奇妙な舞台。 なんかとにかく大仕掛け&出演者いっぱい&大音量・・・で多少too muchっつうかお腹いっぱいというか、いや、よかったんですけどね。 大体「私は風」の完コピなんてそりゃもうぶったまげましたし、主演の人の台詞の多さにも惜しみない拍手を送りたいですし、なんつーか、皆さんのものすごいエネルギーやらセンスにはもちろん敬意をはらうんですけども・・・。 でもなんだろうなあ、最近何見ても「過剰」を感じるんだよねえ。 なんだろう、別にコレに限らず何でも、なんですけど、例えばテレビなんかもそうだなあ。説明っぽいというかしつこいというか、見るほうがバカにされてんのかなあ、なんて思ってしまいますね。 無駄のないもの、削ぎ落とされたもの、洗練されたもの、シンプルなもの、ヒントだけ、本質だけ・・・そんなものに最近魂揺さぶられますね。 で、今回は、もっと、練り上げてほしかったな、ほんとに必要なものだけ、を突き詰めてほしかったな、なんてちょいと思ってしまったりしてしまったりしました。 ・・・いや、払った代金以上のものはしっかり見せてもらったんですけど。

で、やっぱり本質つながり、なんですけどね。帰りにたけちゃんち寄って最近BSでやってた番組のビデオを見たんですね。 チャーを始めとする日本のブルースギタリストたちがいっぱい集まって日比谷の野音でライブやった時の映像らしいんですけどね。 チャーや他の人ら(山岸潤史、石田長生、ichiro、西慎嗣、中野重夫、住友俊洋 etc.)が「オレオレミテミテ酔ってるオレを見てオレのギターをキイテキイテ」ギターをオナニーしょーるような顔してかき鳴らす中、チャボと鮎川誠の二人・・・期待通り、異様に浮いておりました(蘭丸も「借りてきた猫」いう感じである意味浮いてたけどね)。 鮎川誠の「そんなもん最初だけギャーンといっときゃいいねん」ギター、チャボの「ただ、ただ伝えたいだけなんです」ギター。ほんとに涙が出ました。この二人、やっぱり私の中では別格です。やさしいんです。何も欲がないんです。ものすごく素直なんです。やらしくないんです。 テクで言うたらそりゃもー他の人らにはかなわんのんですが、他の人らの「泣かせてやるぜ」というのがミエミエプレーには吐き気がしたんです。 そこに鮎川とチャボ、でした。なんだろう、やっぱり、私はそういう、飾らないむき出しのものが好きなんだなあ、と思ったです。 ま、自分の作品はいつもちょいとやりすぎて「ご、五分前に戻りたい・・・」と思う事多々あるんですが。 難しいですね、シンプル。ね。


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