2000年06月
2000年06月01日 01:01
2000年6月の1枚
画像クリックでもうちょっと大きく見れます。
半年前この「今月の1枚」を始めた当初は、季節に合わせて何か描こうと思っていたのですが、だんだん主旨から外れまくってますねえ…。この絵なんて自分でも何が言いたいのかさっぱり説明がつきません。と、いうよりもともと絵で訴えたい事なんてないのですけれども。この作品は先日の個展の作品一覧に載せそこねたものです。個人的には(わっ!今地震がっ!)牛骨の角の部分がヒジョーに上手くいったと自負しております。言い訳チックではありますが、これは写真があまりよくないです。本当はこの暗い部分、こんなに暗くありません。バックの紫ももうちょっとエロティックな色です。繰り返しになりますが、この絵には何の意味もありません。あまり深く考え過ぎないように(笑)。楽しい題名思い付いたらメール下さい(笑)。
「無題」 2000 25×40cm 不透明水彩
**********
2000年6月のタワゴト
はて、5月はいつの間に過ぎていたのでしょうか。…って言ってる内に今月も半ばだったりして。実は先月の頭に交通事故っぽいものに遭いまして、それでなくても疲れてたのになんか全然絵を描く気分になれませんでした。身体上傷付いたのは足だけでしたが、もしこれが手や腕だったらシャレになんねーよなあ、と今になって思います。絵が描けなくなったら転職しなくてはならないのですね、要するに。バイク乗る絵描きさんは日頃から十分注意しましょう。で、事故処理に来た警察官にいろいろ聞かれた時、職業を訊ねられたのですが、
私「あー…、自由業…ってゆーか…うん、まあそーゆー感じ」
警官「じゃ、職種は?」
私「はあ、絵を描いとります…」
警官「うーん、絵師か!」
私「…え、絵師…(苦笑)…はい…」。
くくく…今どき『絵師』って言うか?!いや〜、痛くなかったらそこで大爆笑だったんだけど。
会話モノついでにもうひとつ。お小遣い稼ぎに週3日働いている広告企画会社でのひとこま。
営業の御婦人Fさん「オノさんやっぱり1日に1度は何か描くの?」
オノ「いえ、別にそんな事ないですよ。先立つ個展とかあれば描きますけど」
Fさん「個展が決まってなかったら描かないっていう意味ですか」
オノ「私の絵は商品ですから自分ちに在庫増やして置いとく訳にもいかないし、売るメドが立たなければ描きませんねえ」
Fさん「え、自分ちに自分の絵、ないの?」
オノ「ありませんよ〜、失敗作以外」
Fさん「自分の絵とかたくさん飾るんじゃないの?」
オノ「まさかあ、恥ずかしいですよ〜そんなの〜。そんな絵があったらすぐにでも売りとばしてお金にしたいですよ、もったいない」
Fさん「自分の絵好きじゃないの?」
オノ「そんな情はないですよ」
Fさん「…そんなもんなの?」
オノ「えーだって仕事ですからあ」
Fさん「ふーん、職業として絵を選んだんだ」
オノ「そうですよ」
Fさん「はー、そうなのー」
オノ「…そうですよ」
Fさん「んまー、そうなのー(とうなずきながら去ってゆく)」。
私はもしかして彼女の中の「画家像」を壊してしまったのだろうか…。ウソはついてないんですけどねえ。
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半年前この「今月の1枚」を始めた当初は、季節に合わせて何か描こうと思っていたのですが、だんだん主旨から外れまくってますねえ…。この絵なんて自分でも何が言いたいのかさっぱり説明がつきません。と、いうよりもともと絵で訴えたい事なんてないのですけれども。この作品は先日の個展の作品一覧に載せそこねたものです。個人的には(わっ!今地震がっ!)牛骨の角の部分がヒジョーに上手くいったと自負しております。言い訳チックではありますが、これは写真があまりよくないです。本当はこの暗い部分、こんなに暗くありません。バックの紫ももうちょっとエロティックな色です。繰り返しになりますが、この絵には何の意味もありません。あまり深く考え過ぎないように(笑)。楽しい題名思い付いたらメール下さい(笑)。
「無題」 2000 25×40cm 不透明水彩
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2000年6月のタワゴト
はて、5月はいつの間に過ぎていたのでしょうか。…って言ってる内に今月も半ばだったりして。実は先月の頭に交通事故っぽいものに遭いまして、それでなくても疲れてたのになんか全然絵を描く気分になれませんでした。身体上傷付いたのは足だけでしたが、もしこれが手や腕だったらシャレになんねーよなあ、と今になって思います。絵が描けなくなったら転職しなくてはならないのですね、要するに。バイク乗る絵描きさんは日頃から十分注意しましょう。で、事故処理に来た警察官にいろいろ聞かれた時、職業を訊ねられたのですが、
私「あー…、自由業…ってゆーか…うん、まあそーゆー感じ」
警官「じゃ、職種は?」
私「はあ、絵を描いとります…」
警官「うーん、絵師か!」
私「…え、絵師…(苦笑)…はい…」。
くくく…今どき『絵師』って言うか?!いや〜、痛くなかったらそこで大爆笑だったんだけど。
会話モノついでにもうひとつ。お小遣い稼ぎに週3日働いている広告企画会社でのひとこま。
営業の御婦人Fさん「オノさんやっぱり1日に1度は何か描くの?」
オノ「いえ、別にそんな事ないですよ。先立つ個展とかあれば描きますけど」
Fさん「個展が決まってなかったら描かないっていう意味ですか」
オノ「私の絵は商品ですから自分ちに在庫増やして置いとく訳にもいかないし、売るメドが立たなければ描きませんねえ」
Fさん「え、自分ちに自分の絵、ないの?」
オノ「ありませんよ〜、失敗作以外」
Fさん「自分の絵とかたくさん飾るんじゃないの?」
オノ「まさかあ、恥ずかしいですよ〜そんなの〜。そんな絵があったらすぐにでも売りとばしてお金にしたいですよ、もったいない」
Fさん「自分の絵好きじゃないの?」
オノ「そんな情はないですよ」
Fさん「…そんなもんなの?」
オノ「えーだって仕事ですからあ」
Fさん「ふーん、職業として絵を選んだんだ」
オノ「そうですよ」
Fさん「はー、そうなのー」
オノ「…そうですよ」
Fさん「んまー、そうなのー(とうなずきながら去ってゆく)」。
私はもしかして彼女の中の「画家像」を壊してしまったのだろうか…。ウソはついてないんですけどねえ。